劣等感で苦しい人、押し潰されそうな人へ【人生が変わる斉藤一人さんの名言】

私のお弟子さんに、みっちゃん先生っていう人がいます。

彼女は犬とか猫が大好きだから「猫ってすっごい可愛いよね」って言うの。

でもそれは違うよ。

猫が可愛いんじゃなくて、みっちゃん先生が猫を可愛いと思う「気持ち」を持ってるんだよ。

だから猫を可愛いがるの。

だって、猫が嫌いな人から見るとゾッとするほど嫌いなんだよね。

だから猫の問題じゃないんだよ。

あなたが劣等感を持ったのは、親が未熟だったの。

親が子供を劣等感を持つ程度しか育てられなかったの。

でもハッキリ言うけど、そういうとこへ生まれた子も、自分が親になったら同じ事をするような人なの。

だから、別にあなたは被害者じゃないよ、加害者になる可能性も大いにあるんだよ。

だから、どっかで誰かが気付いて、この連鎖を断ち切れば良いの。

それから、上司とかに怒鳴られたりしたら、「あ~嫌だなぁ、俺は何でまた怒られるんだろう」って思っちゃダメだよ。

怒ってる人を見たら、「この人は相当劣等感があるんだ、気の毒な人なんだなぁ」って顔で見ててみな。

怒る人止めちゃうの。だって、バレてるんだもん。

劣等感持ってる人は、自分が劣等感を持ってることをバレるのが一番嫌なの。

だから、もっと弱そうな人や未熟な人探して怒ってるの。

例えば、お父さんが帰ってきて、奥さんの箸の上げ下ろしにすらケチつけたり、

「俺は疲れて帰ってきてるのに、こんなお前の態度じゃ余計疲れるし、俺がどれだけ家庭を大事にしてるかわかるか?」とか言われた時に、

「あんた、何でそんな劣等感持っちゃったの?」って言ってみな。

一発で直っちゃうから。だって見抜かれてるんだもん。

劣等感というのは、自然に芽生えるものではなくて、必ずどっかであなたに植え付けた人がいる。

どんな風に植え付けたかというと、暴力とかそういう分かりやすいのは少ないの。

それより、親のガッカリした顔なんだよ。

ガッカリした後、立ち直ったように、「でも大丈夫よ、お母さんがついてるから」って言うけど、そのガッカリした顔が傷つけるの。

最初から成績が悪かった子には親も期待しないから、あまりそういうことはないけど、

ちょっと勉強が出来て、うっかり良い子になっちゃった子の方は落ち込みが激しいのね。

親も期待してあげることが愛だと勘違いしてる。

愛とはそういうもんじゃないの。

「あんたが運動会で1着になろうがビリだろうが、お母さんあんたのこと大好きだから関係無いよ」

「学校の成績が良かろうが悪かろうが、私にとっては世界で一番かけがえのない子だから、そんな細かいことは関係無いよ。神様があなたを授けてくれただけで私は最高だから」

これが愛なの。

それを、うちの子は良い子なのよ、うちの子はああなのよ、こうなのよって・・

そして、良い子の時しか褒めないんだよ。

わかるかい?

あなたが劣等感を持ったのは、あなたのせいじゃないんだよ。周りが未熟なの。

そして、どっかで誰かがこれに気付けば良いの。

未熟な人の特徴というのは夫婦の会話でも出るの。

例えば奥さんが「友達とカラオケ行って楽しかったのよ」と言った時、

劣等感の無い旦那だったら「あ~良かったね」って普通に言うの。

ところが劣等感を持ってる旦那だと、「俺のいない所で何楽しんでるんだ?」って、そのことを凄く嫌がって怒るの。

だから、PTAで酒飲みに行こうが、カラオケ歌って凄く楽しかろうが、帰った時に楽しくなかったフリしなきゃいけなくなるの。

「も~やんなっちゃう、あんなの私二度と行きたくないわ、キツかったぁ」なんて言わないと旦那は喜ばない。

そんな会話を長く続けてたら奥さんもくたびれて、もう別れちゃおうってなるの。

でも、別れられた旦那も何故だか気が付かないんだよ。

奥さんでも「良いわね、あんたばっかり楽しんで」なんて言う人もいる。

人が楽しんだなら「良かったね」って言えばいいのに、相手が楽しかったと言えないような雰囲気を作るの。

その原因は、その人の中にある劣等感なんだよ。

劣等感のある親、愛という名の暴力を振るう親は、子供という獲物を逃がしたくないの。

本人は気付いてないけど、子供は獲物なの。

そして、「もっとシッカリしましょうね」とか、「お母さんがついてるからね」とか言いながら、ネチネチずーっと重圧をかけるの。

かと言って、この獲物を逃がしたくないから、子供が自立しようとすると邪魔したり、逃げられない程度のお金をあげたりする。

与え過ぎると逃げちゃうからね。

それでネチネチネずーっとやってるの。

そして最後の最後、女の子の場合は2つしか逃げ道はなくなる。

病気になるか、男つくって逃げ出すか。

でも、男つくって逃げ出しても、なぜかまた劣等感の塊みたいな男と一緒になることが多いの。

これも、その人が劣等感を持ってるからだよ。

だからもう、いい加減劣等感をやめよう。

自分がどんな劣等感を与えられてきたか、よく考えて。

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厄介なのは、劣等感を与える方法が巧妙に隠されてることなの。

俺は、このテープが人生最後のつもりで一生懸命話してるんだけど、人に解ってもらうのは凄く難しいんだよ。

もし、あなたが今幸せじゃなくて落ち込んでるとしたら、周りの人、特に親とか育てた人が、あなたが悪いと思わせた後に、

「これはあなたの為よ」という流れで、上手い具合に劣等感を植え付けてるんだよ。

だって、本当に周りがあなたの為考えてたら、あなたは今幸せのはずなんだよ。

だけどそうじゃないってことは、周りも親も気が付いてないの、子供から気力を奪ってることを。

それで、なぜ親ががそうなったかっていうと、自分も親にやられてきたんだよ。

だから悪いとも何とも思ってない。

心からあなたの為だと思ってるから分かり辛いんだよ。

だけど、本当にあなたのことだけを考えてくれてる人が周りに大勢いるのに、なぜあなた不幸なの?おかしいよね。

会社の上司も「お前の為だ」って怒ってるけど、人前で怒鳴らないで陰で注意してもわかるよね?

本当に可愛がってる部下にそんなことするかい?あんた、本当は憂さ晴らししてるんだよね?

その劣等感に誰かが気付けばいいんだよ。

「そういう親の元に生まれて来たんだから、お母さんも大変だったねぇ」って。

そのお母さんも絶対、自分の親に同じような事されてる。

そのお母さんのお母さんもだよ。ずーっと続いてる因果なの。

どっかでこれを絶ち切ればいいんだよ。

そして、人に劣等感を与えるような事はしちゃダメなの。

俺は、聴いてくれる人が喜んでくれる、肩の荷が軽くなるような話をするようにしてるんだよ。

人と話する時は気を付けなよ。

俺なんか中学しか行ってないから、いくら学歴の話したって誰も劣等感を覚えないんだよ。

だけど、俺が良い大学出てて、「おたくの学歴は?」なんて聞いただけで傷つく人もいるんだよ。

人と話す時に一番大切なのは、いかに相手に劣等感を与えないかなの。

だから、人を傷つけるようなことは言っちゃダメだよ。

劣等感がある人間は、なにも他人を傷つけたい訳じゃない。

「俺が偉いんだ」って言いたいんだよ。

劣等感を持ったまま出世しても誰からも尊敬されないから、飲み屋とか色んな場所行って威張るんだよ。

ひどい人になると、自分の偉いとこ見せたい為に部下を連れてって、ホステスとかの前で気分良くなってるの。

それで、俺はご馳走してやってるとか、喜ばれてるつもりでいるんだけど、そんなことされて喜ぶ人っていないだろ?って。

そんなことも気付かないほど未熟なんだよ。

クラブ活動とかで先輩にめちゃくちゃイジメられたって言う人もいるけど、その人は被害者じゃないよ。だって、上になるとやるんだもん。

だから、どっかで誰かが、「こんなバカバカしいゲーム止めよう」って思わないとダメなんだよ。

心の中に劣等感が無い人間は、劣等感があるところからは逃げようとする。

ところが劣等感がある人間は、劣等感がある上の人達が来ると、その人達に好かれようとするの。それで合わせようとする。

そして、その憂さ晴らしを今度は下の人にやるの。

それでエネルギーの均衡を保つんだけど、下の人間が言うこときかないと、ヒステリーを起こしたり、脳に障害を起こしたりするの。

よくある例は、口うるさいお母さんが息子をハイハイ言うこと聞く良い子に育てて、その息子の嫁が来た時に、今度は小姑としてその娘をイジメるの。

それで、イジメてるうちは精神状態は普通なの。

ところが嫁さんの方がもっと魂レベルが上で、「義母さんどうしたんですか?」とか、

「何があってそんなにイライラしてるんですか?」とか諭されたりすると、「ヒーッ!」ってヒステリーを起こすの。

お母さんにとって唯一の捌け口がそっちだったから。

だけど、止めればいいの。闘うことないの。気付いてあげれば良いんだよ。

何度も言うけど、あなたにガミガミ言ってる親とか、愛情という暴力を振るっている親は劣等感があるんだよ。あなたとは関係ないの。

「親がこういう風に言ったから自分は劣等感を持った」じゃなくて、それは親が未熟だっただけなの。

「学校の先生にこうやって言われたんです。だから自分はこうやって落ち込んで・・」って言う人いるけど、学校の先生のくせにそういうこと言う自体が未熟なの。

だって、生徒のヤル気出させるのが先生の仕事なのに、生徒がヤル気を無くす発言をしてるんだから。それは、その先生が問題なの。

同様に、あなたが劣等感を幼い頃に持ったということは、親の育て方がおかしいの。

だから、自分は劣等感持つのをやめるの。

そして、人にも劣等感を与えないの。

それで終わらすの。

親がまたそういうこと言い始めたら、「お母さん、なんでそんなに劣等感持ってるの?」って。

すると必ず「そんなの持ってないわよっ!」て言うだろうけど、持ってるの。

何をするにも劣等感持ったままやると、ヤル気が出ないの。

さっきのボランティアも、心からやってる人は楽しそうなの。

暗そうにやってる人は、本当はやりたくないの。

中には子供を一生懸命育ててる人もいるんだよ。

会社で同僚とかに一生懸命尽くしてる人もいるんだよ。

なのに、何故か好かれないの。それは楽しそうじゃないから。

心から周りの人の仕事を手伝ってやりたかったら、必ず楽しそうにやるんだよ。

ごく普通にやるの。

子供を一生懸命育ててるのに、子供に暴力振るわれる人もいるんだよ。

そういう人には特徴があるの。

それは、自分にすごく劣等感があるから、「自分はお母さんとして立派にやらなきゃいけない」って、義務でやってるの。

だから顔に楽しさが出てないの。心とやってることがちぐはぐなんだよ。

それを見てると、子供は絶対イライラするの。

すると、子供がウワァーって暴れ出してバカバカやられるの。

でも、やられてる親は何故だか分かってない。

もし、一生懸命やってても好かれない人、一生懸命やっててもうまくいかない人は、楽しそうにやってるかどうか、よく考えて。

劣等感があると楽しそうにできないから。

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