漫画「マカロニほうれん荘」と「ゴールデンラッキー」を熱く語るぅ!

みなさんはギャグ漫画って好きですか?この言葉も死語かも知れませんけど。

私は学生時代によくハマってましたが、今もあるんでしょうか?ガンガン笑いを取りにいく漫画って。

今回は私を虜にしたギャグ漫画のいくつかをああだこうだ語ろうと思います。

私には年の離れた兄がいたので、物心ついた頃には既に「おそ松くん」「ガキデカ」「すすめ!!パイレーツ」「1・2のアッホ!!」「東大一直線」等の往年のギャグ漫画コミックが実家には溢れてました。

私はそれらに親しみながらも「まことちゃん」のサバラ!やグワシ!の練習に励むような、普通の小学生の日常を送ってました。

そこへ突如、稲妻が落ちるような事件が起こります。

「マカロニほうれん荘」の襲撃です。

私は、この痛快なドタバタギャグ漫画の虜になり、登場キャラをノートに模写して喜ぶほど夢中になりました。

後年、不条理漫画ブームが起こりますが、いいや、この漫画が既に不条理の枠を越えたカオス的お笑い世界を築き上げてましたね。

当初、少年チャンピオン編集部の大多数の人は、この漫画の連載に反対したそうですが、気持ちは解ります。

主人公のトシちゃん25歳と中年乙女きんどーさんが展開する、超ドレッドノート級のおふざけ総攻撃と、

それを迎え撃つ総司君のツッコミの威力は戦艦大和の主砲並ときてますから、

とても万人が理解できるようなスケールのユーモアではないのです。

ちなみに私は、トシちゃん25歳のハチャメチャな面とダンディな面のギャップが妙に粋に思えて、カッコ良い大人としても憧れてました。

今や私は、トシちゃんどころか、きんどーさんよりも年上になった訳ですから、時の流れは残酷です。

時折出てくる、ハードロッカーをパロッたシーンもマニアの心をくすぐりましたよね。

間違いなく私の中で、ギャグ漫画史上最高の傑作です。

「マカロニほうれん荘」の余韻が薄れゆく中、私は無意識に新たなギャグヒーローを探していました。

王者、週刊ジャンプでは「ハイスクール!奇面組」や「シェイプアップ乱」「珍遊記」「セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん」といったギャグ漫画が人気を博すのを横目で見たり、

不条理漫画ブームに乗っかって「伝染るんです」や「和田ラヂヲのここに居ます」「じみへん」あたりもコミックで目を通したり、

大ヒットした「湘南爆走族」や「行け!稲中卓球部」も好きで、全巻揃えたほどでした。

しかしどれも、あの「マカロニほうれん荘」を越える高揚感は感じることはなかったんです。

漠然と諦めかけていた頃に運命の出逢いが訪れます。

「ゴールデンラッキー」との遭遇です。

1990年から6年間、モーニングで連載された四コマギャグ漫画ですが、私はこの漫画の凄さを十分伝えるだけの言葉を持ちません。

いいや、誰にもそれは不可能かと思います。

とにかく私は、ブラックユーモアとファンタジーが融合した信じられないような世界を目の当たりにしました。

この漫画は例えるなら、

決して大リーガーにはなれないが、ピッチングマシンの200km超えの豪速球をバットに当てられるとTVで騒がれるオッサンのような、

そんなキワモノ的輝きを放っています。

そして、作者の榎本俊二氏が生み出したユーモアは、誰かから引き継いだものではなく、誰かに引き継がれて行くものでもない、

ギャグ漫画の進化の過程で生じた突然変異種として後世にひっそりと語られて行くことでしょう。

興味がある方は、是非読んでみて下さい。

読む人によってはクソつまらないかも知れませんが、必ず一つか二つは、一生忘れられない夢のような四コマに出逢えることを約束します。

それが「ゴールデンラッキー」という漫画なのです。

そろそろ正気に戻って締めますね。

日本には今回触れた以外にも無数のギャグ漫画が存在します。

漫画ばかり読んでると頭が悪くなると言われますが、日本の漫画に限って言えば、それはNO!です。

むしろギャグ漫画は、コミュニケーションにおいて重要なユーモアセンスと創造力を身に付けられる格好の教育材料であると私は断言します。

世の皆さま方、大人だろうが子供だろうが関係ありません。

大いにギャグ漫画を楽しもうじゃありませんか!

高らかに笑えば免疫力も上がって健康にもなれますよ~!

今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。
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