例えば、子供の時に成績が悪くて、親にガッカリされたとします。
そうすると、大人になってもそれを思い出す度に、あなたの心の中にいる悪徳裁判官は再びその時と同じくらい嫌な気持ちにさせます。
それが何年も何年も続きます。
だけど、あなたは親に1回嫌な顔された時点で、十分罪は償ってるんです。だって、嫌な思いしてるでしょ。
中には、自分の家が貧しくて給食代が免除されてたような人もいるんです。
その時に既に嫌な思いをしてるのに、悪徳裁判官は何回も何回も思い出させては、その人を嫌な気分にさせる。
そういう裁判官が、あなたの中にいるんです。
一番最初にあなたを傷つけて劣等感を与えたのは親かも知れない。
だけど、その劣等感を何度も何度も繰り返して嫌な気分にさせてるのは、あなたの中にいる悪徳裁判官なんです。
そして、この裁判官は自分だけではなく他人も裁きます。
人のことを勝手に判断して、いちいち序列をつけたり、
ひどい裁判官になると、「あそこの家のお兄さんは人殺しなのよ」ってレッテル貼っちゃう。
でも、兄が人殺しをするような家庭でも、その妹とか弟が真面目に生きてるんだとしたら、むしろ称賛されるべきなんだよね。
「兄と同じ境遇でも悪い事しないで育ったんだ、立派な子だね」って言ってあげるのが、本当の正しい裁判官だよね。
それを間違って、その子は何もしてないのに、あの家の親戚に悪いのがいるとか、兄弟がどうだとか、その子の罪じゃないことにまで罪をきせたりする裁判官がいるんだよね。
その悪徳裁判官があなたを苦しめてるんだよ。
そして、もう一つ言うよ。
あなたは小さい時に家が貧しかった。それから、あなたは小さい時に親に虐待された。あるいは、親にガッカリした顔をされた。
例えば「あ~、成績下がっちゃったね・・」これで傷ついたとするよね。
だけど、家が貧しかったのはあなたの罪ですか?
それから、成績が落ちちゃうことだってあるよね。
なのに、あからさまにガッカリしたりするのは、親が未熟なんであって、本当は子供の罪じゃないよね。
ということは、あなたが傷ついた一番最初の劣等感って、無実の罪なんだよ。
なのに、そのことを何度も思い出しては、またガッカリする。
人間て色んなことをするけれど、「あー、良い経験した。こうやったらダメなんだ。だったら次はこうやろう」って、経験を積むだけだよね。
ただ良い経験をしただけなのに、劣等感を与えられると、人はだんだん委縮する。
だけど、世の中に最初から上手くいくことなんて無いんだよね。
それが2~3回やっただけで、すぐダメになっちゃう。
それは小さい時に、1回何かをやって失敗したら、「何だオマエ!」って先生や親に怒られた。
1回目から怒られたから、「失敗すれば怒られるんだ」って頭になっちゃったんだよね。
でも最初から上手くいく訳ないでしょ?だんだん上手くなるんでしょ?って。
それをちょっと失敗する度に怒った親が未熟なんであって、あなたに罪は無いんだよ。
あなたが劣等感を持ってしまった最初の一発目は無実の罪。
それを与えた親もいけないけど、思い出す度に、「私ってこういう人間なの、私ってダメなの」って、何度も何度も同じ罪を与える悪徳裁判官からお別れして下さい。
自分の心の中にそういう悪徳裁判官が出てきたら断固として、
「私の罪は償ったし、もっと言わせてもらうと、一番最初の罪は私の罪じゃございません、やめて下さい。もうあなたとは縁を切ります」
って、それで縁を切って下さい。
あと、「劣等感から解放された後、どうやったら救われますか?」という質問に答えます。
劣等感からもお別れしました、悪徳裁判官ともお別れしました。
そうすると、自分の心の中にその分ポッカリ穴が開くんです。
それを開けたままにしておくと、また昔と同じように悪徳裁判官がそこに住みついちゃいます。
一番肝心なことなんだけど、その時に自分の心の穴を埋める方法を教えます。
色んな方法試す人がいるけど、これ一つしか無いです。簡単ですからね。
言霊の力を利用して下さい。
つまり、天国言葉「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」これらの言葉を呪文のように何回も唱えて下さい。
「ありがとう」とか「感謝してます」を人に言うのは後回しにして下さい。
それより、自分の心の中に穴が空いてるんで、一日に何回も何回も言って心をいっぱいにして下さい。
自分の心がいっぱいになれば人にも言えるようになります。
いっぱいになるから溢れ出るんです。
溢れ出る前から「さぁ言いましょう」とか言われても、人ってなかなか出来ないです。
いいですか、「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」
これらの言葉を何回も何回も呪文のように唱えて下さい。
この言霊の力で見事に直ります。それで幸せになります。
二度と悪徳裁判官が住み着くこともありません。あなたに劣等感を与えることもないです。
このことだけをやり続けて下さいね。
このテープは、わからなかったら何回も何回も聴いて下さい。
そうすると必ず一回づつ理解度が深まってくると思います。
本当にあなたの為になる話だと思います。
ただですね、中には、
「劣等感の話も悪徳裁判官の話も聴きました、天国言葉も言ってます。でも私は幸せになれないんです。何か心が満たされないんです」
そういう人も出てきます。
あなたの周りにそういう人が出てきたらどうしたら良いか?
普通の人は「あなた天国言葉ちゃんと言ってる?」とか、「何回も言ってるかい?」とか、そういうこと聞いちゃうんですけど、
これまでの話を聴いて実践しても幸せになれない人の99%は、たった一つの理由しかないです。
それは、あなたに劣等感を今でも与え続けてる人がいます。例えば親とか上司とか。
そういう環境の下であなたは生きてます。
そして、あなたはその劣等感を与え続けている人に依存してるんです。
一緒に生活してる人、例えば旦那さんが劣等感を与えるようなこと、
「本当にお前みたいなバカ嫁はいない」とか言ったり、箸の上げ下ろしまでネチネチ言われている。
そんな劣等感を持ってる人から別れられないで依存しちゃってる人がいます。
そういう人は何を聴いても幸せになれないんです。
なので、「本当に天国言葉言ってる?」って、その人に訊くより、
「あなた、誰と一緒に生活してる?」とか、「会社にいる人どんな人だい?」って訊いた方が良いんです。
人間として一番辛い事は、劣等感を与え続けてる人から離れられないことなんです。
なぜ離れられないかを教えます。
劣等感を与え続ける人は精神的にあなたを虐待してます。
ところが、本当の悪者は実は、あなたなんです。
なぜかというと、あなたは自分のことをもっと低い人間だと思ってるんです。
いいですか、あなたは、
「自分はだらしない人間で、何て言われようと、ここから出て行ったら食べていけないんだ」
って、自分自身を精神的に凄く虐待してるんです。
例えば、あなたがあなた自身を100虐待してるとします。
そうすると、他の人があなたを90虐待しても、あなたはそれに耐えられるんです。
本当にあなたを虐待してるのはあなたなんです。
あなたは自分を低く低く置いてます。
だって、あなた以上に誰かがあなたを虐待したら、そこには絶対居れませんよ。
耐えられないんです、人間というのは。
あなたが一番自分を虐待してるから、他人の虐待に耐えられたり、あなたに劣等感を与える人から耐えることができるんです。
そういう人は、原因をちゃんと突き詰めれば良いんです。
対して、人を怒鳴ることやネチネチ言うことを止められない人がいます。
それは、覚醒剤現象って言うんだけど、覚醒剤は打つと一瞬だけフワッと気持ち良くなるから、またしばらくすると覚醒剤を打つ。
そのうちだんだん体が蝕まれていくよね。
それと同じように、いつもイライラしてると、弱い部下を怒鳴ってはイジメる。
家に帰っては奥さんにネチネチ言う。
子供にも「なぜ肘をつくんだ、なぜお箸をアレするんだ」とか、優しく教えれば良いことを怒鳴ったり、ネチネチ言うことで鬱憤を晴らしてるの。
それって、覚醒剤打って一瞬気持ちが良くなってるのと同じだよね。
そんなに覚醒剤打ち続けてたら体が悪くなるよって。
そんなことをし続けてたら、子供や家庭だったり、あなたの部下だったり、つまり、あなたの環境を破壊してるのと同じだよって。
劣等感があって、いつもイライラしてる人というのは、「自分は悪い人間だ」とは絶対思いたくない。
イライラしてるくせに「自分は立派な人間だ」と思われたいから、いろんなところ出掛けて行って、
店員とかにちょっと落ち度があると、「君はこうじゃなきゃダメじゃないか」どうのこうの言って正義感を振りかざす。
中には、「うちの子は正義感が強くて学校の先生とああいう風に揉めて、こういう風に揉めて・・」って言う親がいるけど、
そんなに正義感の強い子が、あっちこっちで揉め事起こす訳ないでしょ?イライラしてるんだよ。
そのイライラをあっちにぶつけ、こっちにぶつけているんだよねって。
劣等感の強い人間が宗教を始めて「私が神だ」とか言い出すと、悪徳裁判官と一緒にいるから、とんでもない犯罪犯したり、とんでもない虐殺をはじめる。
そういう人間がひとたび独裁者になっちゃうと、ヒットラーみたいに「あの民族を皆殺しにするんだ」って、とんでもないことを言い始める。
なぜ地球から戦争がなくならないんですか?
なんでこんな素敵な星の中で、こんなに争い事が起きるんですか?
あなたを不幸にするもの、国を不幸にするもの、最大の難点、最大の敵、最大の悪魔は劣等感なの。
そして、劣等感と共に手を繋いでタッグを組んでる悪徳裁判官なの。
もし、今あなたが凄く苦しんでて、このテープを聴いても、そういう逆境から抜け出せないなら、何回も聴いて下さい。
そして、この劣等感と悪徳裁判官の組み合わせをジーっと見つめて下さい。
そうしたら色んな人のことを見抜けるようになります。
見抜けるようになった人間は顔が違います。出てくる波動が違います。
その人はもう別の人です。人生も別の人生を歩めます。
よーく勉強して下さい。自分のことを見抜いて下さい。
自分で自分を虐待してないですか?
「そうだ、私は自分のことを取るに足りない人間だと思ってた。怒られながらもジッとしてなきゃいけない人間だと思ってた。この人は怒り続けて、さもお前の為だと言いながら、劣等感を晴らそうとしている人間なんだ」
一つ一つ見抜いて下さい。
全てを見抜いた時、今あなたに起きてる現象が変わります。
あなたから出る波動が変われば、全てが変わります。
もう、知り抜いた人間と知らないで怯えてた人間は違うんです。
このテープ解りづらいかも知れないけど、何回も何回も聴いて下さい。必ずあなたを助けます。
あなたの周りの人をみんな幸せにします。
長くなっちゃったんですけど、精一杯話しましたから、本当に100回聴くつもりで聴いて下さい。
どの部分取り出して聴いてもいいです。解らないとこだけ何回も集中して聴いてもいいです。
何度でも聴いて下さい。宜しくお願いします。