人間たまにはカリカリして周りが見えなくなることがありますよね?
そんな時に思い出して欲しい斎藤一人さんの名言がコチラ、ババンッ!
人を許せば、千の手が出せる。
一人さんは言います。
何か問題が起こった時、人は千手観音のように千の手が出せるんだよ。
でも、誰かを許せないと頭が硬直して手が出せなくなるの。
これはナルホド~と思いました。
例えば自分が上司で、誰か許せない部下がいたとしたら、
どうしてもその部下に言うことをきかそうとか、やっつけようとか、
そんなことしか考えなくなりますよね。
それが頭が硬直してる状態です。
でも、自分の本意はその部下をやっつけることではない。
良い信頼関係を築き、良い仕事を成し遂げて、共に喜び合うことのはずです。
その為に千の手を出さないとダメなんです。
ちなみに一人さんは、何回言っても聞かない部下に腹を立てる人に対しても、
何回言っても聞かないのは、何回も同じことを言ってるからだよ。
相手に響くまで何回でも言い方を変えてみるの。
つまり、千の手を出すということですね。相手を許せないとこれができない。
また一人さんは、
「日本の経営者は挨拶もできない新人を見ると、何だコイツ?ろくな奴じゃないな、
って許せない感情が芽生えてしまうけど、
アメリカの経営者はできないのが当たり前と思ってるから何とも思わない。
だから、ちょっとしたことでも褒められる。
ハナからその人に期待しないから、アメリカは徹底したマニュアル管理が発達したんだよ」
とも言います。
実態は知りませんが、ファーストフード店のマニュアルって、
お客がカウンターに〇m近づいたタイミングで声をかけるとか、
笑顔の仕方だとか、こと細かに決められてるそうですね。
あの手この手、まさしく千の手でお客を喜ばす手段がマニュアルには網羅されてる訳ですな。
でも、考えたら誰だって好きな人に対しては、あの手この手を使って、どうにか付き合おうとしますよね。
自分の想いをぶつけるだけの一辺倒では逃げられちゃいますもんね。
時には気がない素振りを演じたりもするもんです。
釣りでも、色んな仕掛けでトライするから楽しいんでしょう?
そっかぁ・・
人間は何をするにしても、あの手この手を使ってる時が一番楽しいのかも知れませんね。
人は何かを許せない時、頭だけでなく身体も硬直してしまう。
と一人さんは言います。なるほど・・
例えば100m競走では、隣の奴に勝とうと思うと、走りが硬くなって負けてしまうのが常です。
無心でリラックスした方が、最高のパフォーマンスを発揮できます。
大概そういう時は、何もかもを許していて、全てを受け入れている精神状態のはずです。
「相手に勝ちたい」と思うのは、見方変えれば「負ける自分は許せない」ということ。
これじゃあ、身体も硬直しますよね。
「勝つと思うな、思えば負けよ」なんていう、美空ひばりの名文句もありました。
うむ・・真理ですな。
カラオケにしてもそうです。上手く聴かせようと歌う人よりも、
なりふり構わずノリノリで歌に没頭する人の方が周りを盛り上げたりするものです。
さぁ、いかがでしょうか?
みなさんは普段の生活で「地味に許せないもの」のせいで、自由を奪われてはいないでしょうか?
心も身体もリラックスさせて、余計な思い込みも排除し、
常に千の手を使えるように心掛けておきたいものですね。
何もかも許せることができたなら、
あなたは間違いなく無限に自由な存在です。
もし、どうしても、何かを許せない自分であったとしても、
絶対に自分だけは許してあげて下さいね。
どこまでもしなやか~に、涼やか~に生きましょう!
今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。