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用途別に言うと、フィールドジオ AJ-C もしくはAJ JAPAN は、走幅跳、三段跳、棒高跳どれにも使えるスパイク、 フィールドジオ LJ-C もしくはLJ JAPAN は走幅跳用のスパイクです。
アレ?・・・だったら AJ-C だけで足りるんじゃね?と思ったアナタに、この2つのスパイクの違いを解説します。
まず、フィールドジオ AJ-C は、下の写真のように、まぁまぁ厚めのソール(グレーと白色の二層部分)が足底全体に敷かれているのが分かりますよね。
これは、踏切時に掛かる衝撃から足を守るクッション材の役割をしています。
特に三段跳ではかなりの衝撃を受けるので、どうしてもこれくらいの厚さが必要なのです。
三段跳でも大丈夫なくらい安全性を高めているので、他の走幅跳や棒高跳でも当然イケるよねってことで、オールラウンド型のスパイクとして成立しています。
対して、フィールドジオ LJ-C は下の写真のとうり、足底のソールの厚さが先ほどの AJ-C より半分程の厚さしかないのが分かりますよね。特に爪先あたりはペラペラに薄いです。
これは、走幅跳では三段跳ほど踏切の衝撃を受けることはないので、AJ-C ほどソールを厚くする必要がないからです。
特に助走スピードが命である走幅跳では、速く走るのに邪魔なソール(クッション材)はなるべく削ぎ落した方が良いですからね。
かといって、短距離スパイクほど全くソールを無くしてしまうと、踏切時の衝撃がやはり危険になるので、必要最低限の厚さに止めている訳です。
ということで、
走幅跳を専門にする方は LJ-C を、三段跳を専門にする方もしくは幅・三段の二刀流の方は AJ-C を、棒高跳を専門にする方はどちらでも、というのが私の結論です。
決して、走幅跳用の LJ-C で三段跳をやってはいけませんよ。普通の人ならケガしますからね。
ミズノのフィールドジオシリーズは、シェア日本一のスパイクなので、私も自信を持ってオススメしますが、サイズによっては品薄状態なので下記のリンクで確認してみて下さいね。
今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。