忘れちまったか? 俺だよ、俺!
ハンバーグだよ!
御存じ、スピードワゴン井戸田潤さん演じる人気キャラ「ハンバーグ師匠」のキメ台詞ですが、私、大好物なんですよね。
でも、あの独特なスタイルってどのように生まれたのか、興味ありませんか?
そこで今回は、相方の小沢敬一さんがラジオ番組「川島明のそもそもの話」で語った、ハンバーグ師匠誕生のウラ話を紹介します。
MCの川島明さんと小沢敬一さんの会話は、TVバラエティ番組「笑いの金メダル」での思い出話となり、そこからハンバーグ師匠誕生ウラ話へと展開します。それではどうぞ~!
小沢)笑いの金メダルって最後のほうにコーナーがあってさぁ、なんか・・
川島)ワンミニッツ~みたいのやってました。
小沢)そうそうそう!
川島)それこそ、30秒で笑いを取れ!みたいな。これ、でも・・2004年とかですね、番組やってたの。
小沢)そう、だからアレ、熟しきって腐ってない?ハンバーグ?
川島)あ、あれ熟成じゃないんだ?もう、傷んでる?(笑)
小沢)そうそう、もう傷んでるよ。だから、2004年・・
川島)あの時ね、長州小力さんとかね、小島よしおさんとか、ヒロシがバーンとあの番組からブレイクするんですけど、ハンバーグ師匠そこに・・いたぁ?
小沢)一発ギャグやったのよ。
川島)ハイ。
小沢)そしたら、めちゃくちゃ潤がスベって・・
川島)ハイ。
小沢)で、スベった瞬間、潤、ヤバい、大声出さなきゃと思って、なんか知らんけど、「ハンバーグ!」って叫んだのよ。
川島)えっ?それ、ハンバーグ関係なく?
小沢)関係なく。何もフリもなく。
川島)はぁ・・
小沢)一人でギャグ色々やって、全然ウケないから、急に天を見上げ、「ハンバーグ!」って叫んだのよ。
川島)ほぉっ!
小沢)ま、当然ワケわかんないでしょ?
川島)意味わからないですよね。
小沢)で、まぁ、潤も芸人だから、胸張って戻ってきたのよ。
川島)うん。
小沢)そしたら、たむけんさんが、「あれだけスベっても胸張って帰ってこれる・・お前は師匠や。ハンバーグ師匠や!」って言ったの。
川島)スゲーなぁ・・
小沢)(笑)なにがスゴいの、この話。そしたら、そのスタッフが次の日スピードワゴンのとこにやってきて、「ハンバーグ師匠をシリーズ化しませんか?」って言い出したの。
川島)苦し紛れのハンバーグが?
小沢)シリーズ化もなにも、存在しないのよ、そんなものは。
川島)(笑)しないよね。何?ハンバーグ師匠って。
小沢)じゃあ、フォーマット考えようかって言って、あの、「この街も変わらねぇなぁ」でハンバーグ師匠が帰ってきて、ハンバーグ・ジョークをグラム数に分けて、最後、当時猪木さんの「1、2、3、ダァー!」があったから、「7、8、9、ジュ~」っていうパッケージでやろうかぁって言って・・だから最初は俺がライス坊やとして「あの人が帰ってきたよ!」って言うだけの役だったの。
川島)あ、ライス坊やだったんですね(笑)
小沢)(笑)そうだよ。
川島)だから、「この街も変わらねぇなぁ」になるんだ。今その第1話がはしょってるんだ。
小沢)そうそう。でもさぁ、ライス坊やはやることないのよ。「この街にあの人が!?」って言って見守ってるだけだから「もう要らないよ小沢さん」ってなって・・
川島)ライス抜き?
小沢)ライス抜きになったの(笑)
川島)糖質オフ?時代やねぇ。
小沢)(笑)そうそう、時代。
川島)だから、「この街も変わっちまったな」が入って、それで師匠・・まぁ、お肉やし、カウボーイだと?はぁ、スゲー話や・・僕全くそれ知らないです。
小沢)あぁ、そうでしょう。
川島)突然、もう、おかしくなったんだと。
小沢)ハッハッハッ!
川島)急に・・だって、結構正統派で井戸田さんがやってはったのに・・でも、そっからですもんね、もう一発スピードワゴンというのがブレイクしたのは。
小沢)恐いよね、潤。
以上です。
なるほど、ハンバーグ師匠誕生にはこんなエピソードがあったんですね。
私も川島さんと一緒で、なんで急に井戸田さんがこんなアウトローになったの?と当時は少し困惑したものです。
それにしても、たむけんさんがスベッた井戸田さんにかけた言葉、あれにはシビレましたねぇ。
それではまた、次回お会いしましょう~
最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。