今回は自分を慰め・・いや、
私と同類のアナログ人達にエールを送りたいと思います。
私は未だにガラケーを持ち、ラインやSNSもやりません。
クレカや仮想通貨も使わない現金主義で、スケジュールは手帳に手書きします。
音楽はMDでも聴きますし、ビートルズと吉田拓郎を愛しています。
そんな時代遅れでアナログ人間の私でも何不自由なく日々を過ごしてますが、テレビやyou tubeとかを覗くと、
「世の中は物凄いスピードで進化していて、今までのやり方が全く通用しない時代が来てるから、グズグズしてたら大変なことになりますよ」
というような発言を多く見かけます。
確かにそうかも知れませんが、嫌なのはその、不安を煽るような雰囲気ですよね。
AIについて語られる時も「人間の仕事がとって変わられる」とか、「いずれ人間は支配される」的な意見には腹立ちますが、「平和で豊かな世の中を創るのに必要」的な意見には好感が持てます。
どんなに時代が進もうが普遍的価値のものは沢山あるはずですけど、最近どうも、それが本題から外されているような違和感を感じるのは私だけでしょうか?
その、普遍的価値のものはこれだと断定するような野暮なことはしませんが、各方面で色々な方がメッセージを送ってます。
このブログでよく紹介する斎藤一人さんは「義理と人情が一番」をモットーにしてますし、歌謡曲でも、河島英五が歌う「時代遅れ」はストレートにそういう歌詞です。
あと、ミスチルの「ラララ」という曲に「太陽系より果てしなく、コンビニより身近な、そんなラララ探してる」という歌詞がありますが、これも深いですよ。
ちなみに私は、その答えに「愛」、特に「母性愛」を直感しました。
人は誰でも、当たり前のように女性の体から産まれ、母親は子供の為なら命さえも投げ出せる・・これって本当に、太陽系より果てしなくて、コンビニより身近なことだと思いませんか?
また、この曲は「一人じゃない喜び、なにはなくとも、それで良しとしようか」と締めくくってます。良い曲ですよね。
話は変わりますが、私はバーチャル系の娯楽も理解できないというか、苦手です。
体を動かして五感をフルに使った方が絶対、面白いと思うんですけどね。
ハイパーオリンピックでボタンを連打するより、実際に走り幅跳びをした方がよっぽど楽しくないですか?
いきなり全力疾走して心臓発作で死のうと試みた男が、走った直後、生きてる喜びに目覚めたという実話を聞いたことがあります。
自分を体力の限界に追い込んだり、大自然に優しく包まれた時にストレスや悩みから解放された経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
さて、文字が持つ力についても語りましょう。
冒頭で私は手帳にスケジュールを手書きしてると言いましたが、自分の目標も毎日書くようにしています。
私が思うに、言葉に言霊(コトダマ)が宿るなら、文字にも絶対、書霊(ショダマ?)が宿るはずです。
文字から発せられた波動が潜在意識や見えない世界に作用して願望実現に導いたり、悩みやストレスを和らげたりすると思うんです。
但しPCやスマホの文字は形を留めないので、そのような力は弱いでしょう。
これはあくまで私の勝手な推測ですよ。
変なこと言ってるなと、流してもらって構いません。
さて、これだけ言っといて何ですが、私はなにも最先端の文明を否定するつもりは毛頭ありません。
ただ、古くなった物やアナログ的なものを軽視すること自体、時代遅れの考えじゃないでしょうか。
どっちにも良い所があるはずですから、双方ハイブリッドの物や考え方がいつの時代でも最先端であるべきだと私は思うのです。
最後に、時代遅れ&アナログ人間の代表格、ブッシュマンとインディアンの小話を紹介して締めたいと思います。
1980年に大ヒットした映画「ミラクル・ワールドブッシュマン」を覚えてますか?
あらすじは・・
アフリカの、とある部族の村にある日、セスナからポイ捨されたコーラのビンが降ってきました。
村人達は見たこともない美しさと、道具としてもかなり使えるこのビンを神様からの贈り物だとして大喜びします。
最初はみんなで大切に使ってましたが、やがて村人達は一人占めしようと争いを始めます。
村の秩序が乱れたのを見かねた主人公ニカウさんは、争い元のビンを捨てに世界の果てまで旅に出る・・
という内容でした。
その映画のナレーションが素敵だったので紹介します。
日が昇るから目を覚ます
目を覚ますから腹が減る
腹が減るから狩りをする
狩りをするからメシ食える
メシ食えるから金いらない
金いらないから働かない
働かないから時間がある
時間があるから遊んでる
遊んでるから不満がない
不満がないからケンカがない
ケンカがないから気分がいい
気分がいいから眠くなる
眠くなるから日が沈む
日が沈んだらあとは知らない
だからアフリカ平和です
だからぼくらはブッシュマン
私達の社会とは全く別世界の物語ですが、非常に深いことを教えてくれてる気がします。
お次の小話は・・・
ある富豪の男がインディアンに言いました。
「金はいくらでも払うから、この広大な土地を売ってくれ」
インディアンは答えました。
「お前の言っている意味が解らない。ここを買うということは、ここから見える美しい風景や、この上の大空や、季節ごとに吹く風も全部買うということか?そんなことできる訳がないだろう」
この話を何かで聞いた時、ちょうど堀江貴文氏のフジテレビ買収騒ぎの頃だったので、余計心に染みるものがありました。
さて、今日も私は、ブログの原稿をガラケーのメール機能でせっせと入力しています。
太陽が出てるので、午後は子供達と自転車で近くの海に遊びに行こうと思ってます。
その後に飲むビールは旨いぞーっ!
みなさんも大いに外で遊び、自分の感情を解放してあげて下さい。
せっかく神様からタダで体を頂いたのですから、感謝しながらです。
今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。