機動戦士ガンダムは男のマンダムだっ!


いきなり不穏な駄洒落のタイトルでスミマセン。

ただ、アニメ「機動戦士ガンダム」は、マンダムほどに男のロマンに溢れてると言いたかっただけなんです、ハイ。

でも本当にガンダムの名前はマンダムにも掛かってるみたいですよ。

さて、本題へ・・・

今更言うことでもないですが、日本ロボットアニメ史はガンダム以前とガンダム以後に分けられるほど、このアニメの重要性は半端ないんですね。

ハッ・・!?すみません、

今って、ロボットアニメはTVで放映されてますか?ドラえもん以外で。

あっ、やってるんですね、良かった・・・

日本の未来を背負う男の子のロマンを掻き立てるのは、やはりロボット!ロバッツなんですよっ!

スティクスも歌ってるじゃないですか。

「♪ドモアリガット ミスターロバット ドモドモ ドモドモ」

ここでのロボットもちゃんとメイド・イン・ジャパンなんですからね。

そこんとこヨロシク頼みますよ。

話を戻しまして・・

私はマニアでもアニメオタクでもないですが、このガンダムだけは特別でした。

小学生の頃、ガンダム観たさに学校から家まで全速力で帰ったのを覚えてます。

この時代、そんなキッズは日本中に溢れてたでしょうね。

子供から少年に移行する多感な時期に、この革命的なロボットアニメはあまりにも衝撃的でした。

今思えば、主人公アムロ・レイと、日本アニメ界、そして私達自身、この三者の成長期がシンクロした結果、あれほどの社会現象が起こったのかも知れませんね。

ガンダムの何が革命的だったか?

正義の味方が悪者を倒すという従来の子供向けの話ではなく、

戦争を舞台にした人間ドラマの中で、ロボットはあくまで兵器として登場するリアリティ、

頼りない主人公のケタ違いのポテンシャルが幾多の試練を経て覚醒してゆくという設定・・

何から何までが新しく、私達を魅了する要素が満載でした。

同時に、ここでのストーリーやキャラクター、デザインに至るまでが、後年の日本アニメに多大な影響を与えたのは言うまでもないでしょう。

そこでまず、みなさんに問いたいことがあります。胸に手を当て正直にお答え下さい。

ズバリ、連邦軍とジオン軍、あなたはどちらを推しますか?

私は勿論、主人公アムロを応援はしてましたよ。

してましたけど、登場するロボット、ここではモビルスーツと言いますが、断然、敵のジオン軍の方がカッコ良いという事実・・

いや、決して連邦軍のモビルスーツも悪くない。悪くはないんですけど、

ガンダムを筆頭に、ガンキャノン、ガンタンク、ジムというラインナップより、

旧ザク、ザク、グフ、ドムのラインナップの方がカッコ良い!

ガンブラ買うなら、絶対こっちでしょう?




連邦軍の我らが主人公アムロは、「親父にもぶたれたことないのにっ!」なんて言っちゃうくらい残念なんですが、

ジオン軍の貴公子シャア・アズナブルは、その名の響きだけで他を圧倒し、「シャア専用」とか「赤い彗星」とか、どんだけ僕らのハートをくすぐるんだよっ、てなもんでした。

応援するのは連邦軍だけど、憧れるのはジオン軍という、このジレンマ・・

ん~・・でも、やっぱりジオン軍が好き。ですかね~私は。

ささ、続き続き。

作品の要であるモビルスーツについて、少しだけ私見を・・

私がまずビックリしたのは、コックピットが頭部ではなく腹部にあったこと。

細かく言えば、真ん中でもないし、窓もない。

どうやって外を見るの?

と思っていると、ザクのモノアイがグィーンっと動いたぁーっ!

うぉーっっ!カッケーッッ!

・・・なるほど、と。

ちなみに、ゾックのモノアイが起動時に縦横無尽に動くシーンがありましたけど、これもゾクッときましたね。あ、ゾックだけに・・

ザクの古い型式だから、旧ザク。シャア専用ザクに対して、量産型ザク。そんな言い方もリアルで良かったぁ。

グフ、ゲルググ、ギャン、ビグ・ザム・・・これらネーミングの斬新さ。

グフなんて言いづらい言いづらい。戦闘中なら尚更でしょうに。

誰が名付けたのかは知りませんが、デザインした大河原邦男氏と共に国民栄誉賞もんですね。

まとめになりますが、

やはり機動戦士ガンダムは、ヒットの法則「リアルとアンリアルの境界線」を見事に走りきった名作だったと思うんです。

その後のダグラムとかボトムズは、リアル路線に寄りすぎて私はイマイチでした。その前にガンダムを超えろというのも酷な話ですけどね。

ガンダムはご存知のとうりシリーズ化しましたが、デザインはより複雑になってしまい、オジサンはもうアップアップです・・

しかし、ガンダムは時代ともに形を変え人気を博したとは聞いています。

さぁ、今回は40年近くも昔の、懐かしいガンダムについて語りましたが、最後に一言だけ。

やっぱり、旧ザクは渋い・・・

今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。

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