伝家の宝刀!カリーム・アブドゥル・ジャバーのスカイフックを決められたい

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その昔、バルセロナ五輪のバスケットボールで初代ドリームチームがフィーバーした時、私は大学生でした。

これはご存知のとうり、初めてNBA選手が参戦したアメリカ代表のオリンピックチームで、マジック・ジョンソンやラリー・バード、マイケル・ジョーダンやチャールズ・バークレーら、そうそうたるメンバーによる、まさに夢のようなショーでした。

また、漫画スラムダンクの人気も手伝って、日本のバスケット熱が沸き立ち始めた頃でもあり、私もNBAにすっかりハマっておりました。

私の場合はTVでの試合観戦ではなく、スター選手の好プレー集のビデオをよく観てましたよ。

マイケル・ジョーダンの獣のような超人プレーや、マジック・ジョンソンのファンを熱狂させるショーマンシップ、アイザイア・トーマスの針の穴を通すようなキラーパス等々、どれもこれも私を夢中にさせたものです。

でも、誰よりも私のハートを掴んだのは、彼等よりもっと前の世代のプレーヤーでした。

それが今回の主役、カリーム・アブドゥル・ジャバーその人です。

かつて「生きた伝説」と呼ばれ、数々のタイトルと名プレーで永遠に人々の記憶に刻まれるであろう、偉大なるセンタープレーヤーです。

あくまで私の中でですが、「バスケットは背が高くて器用な人がやるもの」という最たる象徴がカリームであり、映画の中でブルース・リーと闘ったことでも、特別な存在なのです。



カリームはプロバスケットリーグの最高峰、NBAで20年間もトップに君臨し、

「完璧なセンタープレーヤーをつくるとしたら、それはジャバーになるだろう」

と言わしめた通り、現役時代に残した実績が凄いです。

通算得点歴代1位、

通算リバウンド数歴代3位、

通算ブロック数歴代3位、

NBAチャンピオン6回、

年間MVP6回、

ファイナルMVP2回、

新人王獲得、

オールスター選出19回・・・

凄すぎて笑っちゃいますよね。

プレーした20年間で、ほぼ毎年オールスター戦に出場して、単純計算で3年に1度は年間MVPを獲得してます。嗚呼恐ろしや恐ろしや・・・

そして、カリームの武器といえば、そう!伝家の宝刀、スカイフックですよね。

そもそも、現実のプロバスケットの世界で必殺シュートを持ってること自体、凄くないですか?

身長218cmのカリームの伸びた腕から放たれるこのフックシュートは、そうそう止められるものではありません。

当時はブロック不可能とまで言われ、リングまでの距離に関係なく得点を決めてしまうのですから、相手チームにしてみれば本当にウンザリしたことでしょう。

後年、シャキール・オニールもフックシュートをやってましたが、本家と比べたらやはり見劣りします。

でも、やったらわかりますけど、フックシュートって難しいですよ。

私も調子に乗って試合で何度かやったことありますが、まぁ~入らない入らない。

誰もあまりやらないシュートなので、決まると周りがどよめきますが、逆に外すと笑い者になります。

もっとも普通の人がやると、かなり低空射撃ですから、スカイフックと呼べるような代物ではないですけどね。

さて、私が初めてカリームを目撃したのは小学生の時まで遡ります。

たまたま兄の部屋で「月刊バスケットボール」を見ていたら、ショートアフロに顎ヒゲのカリームがスクリーンアウトをしているインパクト満点な写真が目に飛び込んできたのです。

さらに、兄の部屋に貼られたカリームの全身ポスターの謳い文句が決定的でした。

「彼の出現を奇跡と呼んだのは、奇跡など信じないアメリカ人達だった」

それからでしょうか、カリームは私の中で神格化されたのです。

なので、ジョーダンやシャックがどんなに凄いダンクをかまそうと、

マジックがノールックパスで敵を蹴散らそうとも、

ひとたびカリームが伝家の宝刀スカイフックを放てば、水戸黄門に印籠を見せられたが如く、全てのプレーヤーは彼の前でひれ伏してしまうのですよ。



センターポジションでスクリーンアウトしながら右手を高々と上げ、ボールをよこせとばかりに頷きパスを受け取る。

そして2~3回ドリブルした後、スカイフックで当たり前のように得点を決める・・・

つくづく彼は、センタープレーヤーとして最も美しく、最も有るべき姿を我々に見せてくれたような気がしてなりません。

通算得点歴代1位の称号と共に、「来るのが分かっていても止められなかった選手歴代1位」という称号も私は個人的に与えたいですね。

私がカリームに魅せられたのはプレーだけではありません。

物静かで、どこか哲学者のような、あの風貌です。渋過ぎですよね~

長年活躍した人ですから、新人の頃とベテランの頃とでは見た目がだいぶ変わってるんですね。

そこで、カリームが現役初期の頃を「アフロ時代」、中期を「薄らハゲ時代」、後期を「スキンヘッド時代」と、私の中で区分しています。

カリームが一番カッコ良い時代は、大変失礼な言い方で申し訳ないですが、やはり中期の「薄らハゲ時代」です。

ちょうど、チェンバレンの通算得点記録を破った頃ですね。

プレーヤーとしても成熟している上に、薄い頭とトレードマークのゴーグルの組み合わせがたまらなくカッコ良いのです。

この時代はマジック・ジョンソンとレイカーズの黄金期を築きますが、この二人をNBA史上、最強コンビに挙げる人も多いことでしょう。

二人の破壊力とスター性を加味すれば、確かに最強かも知れません。

ちなみに、カリームは40歳過ぎても1試合で32得点することもあったそうですが、本当に信じられない人ですね。

今も昔もNBAではスーパースターが何人も誕生してますが、いつの時代もバーで繰り広げられる、

「史上最高のプレーヤーは誰か?」

という議論の中心で、カリーム・アブドゥル・ジャバーは間違いなく語られていることでしょう。

彼のスカイフックがいかに芸術的なのかも添えられながら。

そして、もしも願いが叶うのならば、カリームのスカイフックを私の頭上で決められてみたい!彼が生きている間に一度だけでも・・・

などとわめきつつ今回は締め括ります。

今回も最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。
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